着物を高額買取するための秘訣を紹介!着物の種類ごとの買取相場解説付き

着物の女性

着物を着る機会が減ってしまった。

だけど大切な着物なので売るにしても高く売りたい。

そんなふうに考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

日本の伝統衣装であるのが着物であり、通常の洋服よりも、職人の手によって細かな作業をひとつひとつ丁寧に行うことで仕上がるものです。

何より、日本の四季、すべてで美しく着こなせるのが着物であり、魅力でもあります。

その価値はとても高く、着物のニーズは日本国内だけでなく、海外でも高まっているため、着物を高額で売ることは十分に可能です。

ただ、着物の買取市場が活発化するとともに、買取業者も増えてきました。

どこの買取業者に売ればいいのかわからない、高く買い取ってもらうためにはどうしたらいいのか、せっかくの着物ですので、売るにしても躊躇してしまわれている方も多いはずです。

そこで、今回の記事では、着物を高額で買い取ってもらうためには、どうしたらいいのか、着物の種類ごとの買取相場の状況を見ていきながら、詳しく考えていきます。

目次

着物の買取相場

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着物の買取相場

着物の買取相場では、今どのくらいの価格で取引されているのでしょうか。

2020年は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、着物の買取相場が大きく下落していましたが、2年後の2022年は買取相場が回復し、買取価格が上昇しています。

もちろん、着物や帯などの状態、あるいはシーズンによって、価格は変動しますが、一般的な買取相場がどれくらいなのか、着物の種類ごとに買取相場の状況を追いかけていきましょう。

まず着物の種類として以下のようなものがあります。

  • 留袖(とめそで)
  • 振袖(ふりそで)
  • 喪服(もふく)
  • 訪問着(ほうもんぎ)
  • 付け下げ(つけさげ)
  • 色無地(いろむじ)
  • 小紋(こもん)
  • 浴衣(ゆかた)

着物の種類としては、他にもありますが、代表的なものである上記の相場をひとつずつ見ていきます。

留袖

着物の代表格と言えるのが「留袖(とめそで)」です。

「黒留袖(くろとめそで)」と「色留袖(いろとめそで)」がありますが、ご存知のとおり、黒留袖は、既婚女性が着る着物のうち、最も格が高い着物であり、価値も高いです。

留袖の相場としては、12,000円~20,000円です。黒留袖にしぼると、40,000円程度と相場価格は上がります。

振袖

成人式をはじめとして、結婚式や披露宴の花嫁衣装で着用することが多いのが「振袖(ふりそで)」です。

その名前のとおり、そで丈が長く、色鮮やかなのが特徴です。

振袖の中でも「本振袖(ほんふりそで)」は、未婚女性が着る着物のうち、最も格が高い着物であり、こちらも価値は高いです。

一般的な振袖の相場としては、10,000円~40,000円です。

振袖は、そで丈の長さ、身丈の長さで価値が変わり、長い方が買取価格が上昇するのが一般的です。

喪服

喪服は、お葬式用の着物であり、黒一色で5つの家紋がついているのが特徴です。

喪服の買取相場は300円~2,000円です。

意外と低いと思われるかもしれませんが、喪服にはその家の家紋が入っており、他の家の人が着ることは基本的にはしないため、買取需要がほとんどないと言えるでしょう。

訪問着

着物の中で、着用する機会が多いのが「訪問着(ほうもんぎ)」です。

肩から裾まで流れるような模様と色鮮やかさが特徴です。

既婚・未婚に関係なく着用できるのが訪問着であり、結婚式、披露宴、入学式、七五三、表彰式などの各種式典やイベントで幅広く着用できます。

訪問着の買取相場は、10,000円~30,000円です。

訪問着は幅広く着用できるのがひとつの特徴ですが、買取価格の差も広いです。

良い生地であったり、有名作家のものであれば、もっと高い値がつきます。

付け下げ

「付け下げ(つけさげ)」は、訪問着に似たデザインの着物ですが、基本的には訪問着よりも格が下にあたる着物です。

着物全体に均一な柄が描かれているのが特徴です。

付け下げの買取相場は、2,000円~6,000円です。

少し値が下がってきますが、付け下げもブランドや有名作家が手掛けたものであれば、買取相場は上がります。

色無地

「色無地(いろむじ)」も着用シーンが多い着物です。

黒以外の一色で染められた無地の着物であり、紋を1つ入れたら訪問着と同格になります。

紋を入れない場合は、ふつうの外出着として着用できます。

色無地の買取相場は、3,000円~5,000円です。

上記の相場は紋なしである色無地の相場となります。

紋の数によって格が変わり、多いほど、買取相場は上がります。

小紋

小紋(こもん)は、着物全体に同じ柄が繰り返し描かれていることが特徴の着物です。

着用シーンとして、友人や知人との買い物や食事、お茶会、茶道などのお稽古ごとなど幅広く、カジュアルなシーンで着用されます。

小紋の買取相場は、2,000円~5,000円です。

格式高い着物に比べると買取相場は下がってしまいますが、需要が高いので、もう少し高い値が付くこともあります。

浴衣

夏祭りや花火大会の定番といえば「浴衣(ゆかた)」です。

浴衣姿の女性は美しく、日本の夏の風物詩と言えます。

浴衣の買取相場は500円~2,000円です。

浴衣は、毎年一定の需要があり、最近は安く購入できることもあって、買取相場は低くなっています。

需要がある、4~7月に売ると、値が上がりやすいです。

相場は国内のみならず、予期せぬ世界的な有事の影響を受けて変動しますので、あくまでこれからは参考としていただき、各種手数料が無料となる着物買取業者に査定に出してみることがおすすめです。

着物を高額で買取してもらうコツ

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着物を高額で買取してもらうコツ

着物は、それぞれ大切なモノであり、せっかく買い取りしてもらうなら、できるだけ高額で買い取ってもらいたいと考えるのは、ごくごく自然なことです。

では、高く買い取ってもらうためにはどうしたらいいのでしょうか。

少しの準備だけで査定額が大きく異なってくることもありますので、次からは、着物を高額で買取してもらうコツについて考えていきましょう。

着物を綺麗な状態で保っておく

着物が綺麗な状態であるかどうかは、やはり査定に影響してきます。

素材にもよるところではありますが、着物は、耐久性に難があるところがあり、汚れを放置するとすぐにシミになったり変色してしまいます。

また、湿気でカビが生えたり、虫が付いたり、日焼けして色が変わるなど、着物の保管には気を使わなければならないところは多いです。

ですので、着物を綺麗な状態で保っておくために、常日頃から保管場所や保管方法に気をつけておくことが大事です。

風通しが良いところで、シワがつかないよう丁寧に畳んで保管しているかどうかで、着物の状態は大きく変わってきます。

たとう紙を使って、湿気対策も必要です。

その、たとう紙も定期的に交換してあげないといけません。

こうした手間は着物ならではと言え、大変な部分です。

逆に、買取時にたとう紙で包んだ状態で着物と一緒に出せば、査定額がプラスになることも本当にありますので、そうした気遣いを忘れずに大切に保管してください。

証紙があれば準備しておく

着物の査定において、その品質や価値を見極めるための判断材料として重要なのが、「証紙(しょうし)」です。

それこそ、何万円、何十万円、あるいはそれ以上の査定額にしてもらうためには、証紙は必要です。

なかなか「証紙」と言われても、ピンとこない方もいらっしゃると思いますが、証紙とは「本物であることの証」という役割を果たす紙のことです。

世の中、模倣品(いわゆる偽物)は、どの工芸品においても必ずと言っても差し支えない程に、存在しています。

精巧に作られた模倣品は、見分けるのはプロでも難しく、これは本物だと言い切ることができないこともあります。

そうしたときに、証紙があれば、信ぴょう性が著しく高まり、本物であることの裏付けとなります。

高価な着物には証紙が付属されてきますので、もしお手元に残っているようであれば、買取額にも影響しますので、査定の際に証紙もあわせて提示してください。

クリーニングには出さない

着用すれば、汚れはどうしてもついてしまいますし、長く着れば、汗染みや衿のファンデーション汚れ、シミも目立つようになってきます。

パッと見ではなかなか見つけづらい汚れもありますが、着物は1度着ただけでも汗などの水分を多く含んでしまうので、汚れは必ずあります。

さて、それならば、着物の査定に出す前にクリーニングに出した方がいいのかどうかについてですが、出せるならば出した方がいいです。

あいまいな言い方になってしまいましたが、着物のクリーニングは手間をかけて行う必要があり、クリーニング代が高くつきます。

安いところに出したら、逆に状態が悪くなって返ってくることもあるので、そんなことにならないよう、着物クリーニングの専門業者に依頼することになります。

そうした着物専門のクリーニング業者にクリーニングしてもらうわけですので、この費用はある意味仕方ありません。

しかし、場合によってはクリーニング代より、買取価格の方が安くなってしまうこともありえます。

ですので、着物売却前に、クリーニングに出した方が良いかという疑問に対して、クリーニング代をペイできるほどの買取価格が見込めるのであれば、クリーニングに出した方が良いというのが回答になります。

買取業者によっては、保管状態が悪く、汚れが付いている着物でも買取業者側でクリーニング・シミ抜き対応ができるため、他店で断られた着物も買い取ってくれる場合もあります。

汚れやシミが目立つような場合でも、あきらめず査定に出してみるのが良いでしょう。

高額での買取が期待できる着物

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高額での買取が期待できる着物

さて、前述では、着物の種類ごとの買取相場について見てきましたが、それらはあくまで一般的な買取相場でのことであり、着物によって、買取価格は大きく違ってきます。

そこで次は、高額での買取が期待できる着物とはどんなものなのかについて、ひとつずつ考えていきます。

高価な素材の着物

着物の生地として使われる素材はたくさんあります。

例えば、

  • 綿
  • 麻(リネン)
  • ポリエステル(化繊)
  • ウール

などです。

その中で着物の最高級と言われる素材が「絹(きぬ)」です。

絹は、ご存じのとおり、絹糸(きぬいと)で織られた布のことで、留袖や振袖などの格が高い着物に使われる生地です。

絹の中でも「絹100パーセント」の正絹(しょうけん)で織られた着物は「最高級の着物」と言われ、その価値は非常に高くなっています。

上品な光沢や、極上の肌触りと着心地の良さにおいて、正絹にかなう素材はありません。

保湿性・通気性にも優れており、夏は涼しく、冬は暖かく着用できます。

着物を普段から着用する方は特にそうですが、なめらかで上質な肌触り、肌に優しい着心地、何より光沢が際立つ高級感・上品さに憧れて、女性なら一度は着てみたいと思える着物と言えるでしょう。

素材として正絹が使われた着物は、やはり高額での買取が期待できます。

格が高い着物

着物には「格」があります。

着物を譲り受けた方などは特に、着物にどんな種類があって、どのようなシチュエーションで着ればいいのかわからないという方も多いかと思います。

以下は格が高い順に並べた、着物の格付け一覧になります。

  • 正装・礼装着物:黒留袖、打掛、本振袖、喪服
  • 略礼装着・準礼装着:色留袖、訪問着、振袖、色無地
  • 外出着:付け下げ、江戸小紋、小紋、お召
  • 普段使いのカジュアル着物:紬、絣、木綿、浴衣

もちろん、格付けだけでなく、素材や状態などにもよりますが、基本的には、格の高い着物の方が買取価格は高くなります。

特にフォーマルな場所で着用する礼装着物では、生地に高級素材である「絹」を使っていることが多く、それだけ価値は上がります

有名な伝統工芸品

着物の伝統工芸品と言われても、なかなかピンとこない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そもそも伝統工芸品とは、その名の通り、「伝統」のある「工芸品」のことです。

伝統工芸品は、各都道府県や経済産業省によって指定され、「経済産業大臣指定伝統工芸品」に認定されます。

そうして認定された工芸品には、着物に限らず、「伝統証紙」というものが付与され、その証紙により、証明されます。

当然ですが、伝統工芸品と認定されるような、有名産地の着物はものすごく価値が高いです。

もしそうした着物がお手元にあるようであれば、買取査定だけでも依頼してみてはいかがでしょうか。

高名な作家の作品

高名な作家が手掛けた着物も高値がつけられます。

代表的な著名作家として以下のような方々が挙げられます。

  • 久保田一竹
  • 浦野理一
  • 由水十久
  • 松井青々
  • 山下め由

他にもたくさんいらっしゃいます。

さらに、人間国宝に選ばれた方々が制作した着物は希少価値がものすごく高く、状態が多少悪くとも高値がつきやすいです。

代表的な人間国宝の作家として以下のような方々が挙げられます。

  • 木村雨山(きむら うざん)
  • 田畑喜八(たばた きはち)
  • 羽田登喜男(はた ときお)
  • 小宮康助(こみや こうすけ)
  • 中村勇二郎(なかむら ゆうじろう)

着物に証紙が付いてたら、知る人ぞ知る有名な着物の可能性がありますので、査定だけでも出してみると良いでしょう。

ブランド物

着物にもブランドというものが存在し、伝統ある老舗の店舗で織られた着物は高価です。

老舗ブランドや著名なブランドの着物は、日本の伝統技術を受け継ぎ、何代にも渡って継承している着物ですので、たとえ中古であっても高値が期待できます。

代表的なものには、以下のようなブランドがあります。

  • 尾峨佐染繍(おがさせんしゅう)
  • 大彦(だいひこ)
  • 銀座きしや
  • 久保耕
  • 窪田織物
  • 誉田屋源兵衛(こんだやげんべい)
  • 翠山工房(すいざんこうぼう)

このあたりのブランドの着物はNHK紅白歌合戦やテレビドラマ、CMなどで歌手や女優の方々が、よくお召しになっていらっしゃいます。

丈が長い

丈の長さも査定額に影響します。

丈の短い着物は美しさにかけてしまいます。

特に若い女性が着る振袖は、着こなすために丈の長さが重要です。

丈が長さの目安として理想的なのは、身丈が160cmほどが目安とした長さです。

最近の女性は160cmある方が多いですし、身丈より長い場合は、おはしょり※により調整できます。

※女性用の「長着」において、腰のあたりで布を折り上げ帯の下側に折り山を出してちょうど良い丈にする着方、またその折り畳んだ部分のこと。

また、足元だけでなく、そで丈の長さも高価買取のポイントとなります。

例えば、華やかな色柄とそで丈が長いのが特徴で成人式の定番衣装なっている「振袖」ですが、そで丈が長いほど格が高く、もっとも長い「大振袖」は婚礼衣装としても着用できます。

このように、丈の長さで格をあらわすというのは着物ならではと言えます。

どんな買取業者を選べば良いのか

悩む着物の女性
どんな買取業者を選べば良いのか

ここまで、高額で買い取ってもらうためのコツや高額での買取が期待できる着物について考えてきました。

それらももちろんとても大事なことなのですが、着物を高く買い取ってもらうために、最も大事なことは「買取業者の選定」です。

買取業者によって同じ着物であっても、買取価格は全然違ってきます。

せっかくの着物ですので、できるだけ高く買い取ってもらいたいと考えていらっしゃるかと思いますので、次に高く買い取ってもらうためにはどんな買取業者を選べば良いのかについて考えていきます。

一枚ずつ個別に査定するか

査定の仕方というのは、業者によってさまざまです。

一枚ずつ丁寧に査定している業者もあれば、そうでない業者もあります。

例えば、すべてではありませんが、リサイクルショップなどでは、持ち込んだ服の重量で査定するという「重量査定」を行っているところがあります。

それは着物の場合も同じで、持ち込んだ着物の重量のみで査定額を算出されてしまうケースも実際にあります。

そのような査定方法が悪いわけでは決してありませんが、大切な着物を手放す場合は、やはり一枚ずつ個別に査定してくれる買取業者を選んでください。

大切に保管し着用してきたものであるなら、なおさら、重さだけで価値を判断されてしまうのは、とてももったいないことです。

自分にあった買取方法を選べるか

着物の買取は自らお店に持ち込んで買い取ってもらう「持込買取」以外に、郵送業者に頼んでお店に送る「宅配買取」、査定士に家まで来てもらう「出張買取」の3通りの手段があります。

持込買取

それぞれメリット・デメリットがありますが、最も基本的な買取方法が、お店に持ち込んで、その場で査定してもらう持込買取と言えるでしょう。

着物買取の専門業者の場合は、とにかく対応が丁寧ですので、ご自宅の近くに買取店があるのであれば、持込買取は気軽に利用できて、査定理由などもいろいろ教えてもらえてとメリットは大きいです。

一方で、一度にたくさんの着物を売りたいといった場合、持込買取はあまり現実的ではないと言えます。

というのも、査定にはそれなりに時間がかかるので、その日のうちには終わらず、もう一度、買取店に足を運ばないといけません。

着物自体も重く、かさばるので結構大変です。

宅配買取

宅配買取は、通常、買取業者から宅配キット(段ボール・緩衝材等)が送られてきますので、そこに買い取ってもらいたい着物を梱包し、買取業者に返送するという方法です。

業者にもよりますが、何着査定に出すかを申し込み時に聞かれ、それに応じた大きさの段ポールが送られてくるので、たくさん着物を売りたい場合は、とても便利な方法です。

また、査定額に満足しなかったけど、対面だとキャンセルしづらいという方にとってもおすすめの方法です。

出張買取

出張買取は、着物の専門知識を有する査定士の方が自宅まで訪問し、その場で査定・買取を行ってくれる買取方法です。

しまってある着物を出しておくだけで準備完了なため、この方法が最も手間がかかりません。

時間も手間もかけたくない方にとって、最もおすすめな買取方法です。

このように買取方法はいくつかあり、ご自身にあった買取方法を選べるのが買取業者に依頼するメリットと言えます。

持込買取にこだわらずに、宅配買取と出張買取のサービスを利用して、査定だけでもしてもらうのはいかがでしょうか。

手数料などその他諸々の費用がかかるか

着物を売却する際の手数料などの費用を忘れてはいけません。

それらの費用は、買取業者によって大きく異なるので、十分に注意が必要です。

まず着物買取で発生する可能性のある手数料としてどのような種類があるのかについて考えてみます。

着物買取で発生する可能性のある手数料の種類は主に以下の5つです。

  • 査定料
  • 買取手数料
  • 出張料(送料)
  • 振込手数料
  • 買取キャンセルした場合のキャンセル料(返送料含む)

通常、査定してもらうにもお金がかかります。

着物の査定経験が豊富な熟練の査定士に鑑定してもらうわけですので、査定料というカタチで費用が発生することはある意味仕方のないことなのかもしれません。

また、買い取ってもらうにしても買取手数料がかかったり、出張買取の場合には出張料、宅配買取の場合は着物を郵送するための送料といった具合に、総額となると結構な必要がかかってしまいます。

買取業者がどのような買取方法を扱っており、手数料の種類がどれだけあって、総額でどれだけかかるのか、十分にチェックし、比較検討することは高く買い取ってもらうためには必要なことです。

着物の知識が豊富か

着物を買い取ってもらう業者が、着物に関する知識が豊富にあるかどうかというのも大きなポイントです。

そのあたりの知識がない業者に着物を買い取ってもらおうとすると、あなたの大切な着物の価値がわからず、二足三文にしかならない、なんてことも、実際よくあります。

そもそも着物の知識は本当に奥が深いです。

着物生地の織り方も、大きく分けると、「平織(ひらおり)」「綾織(あやおり)」「繻子織/朱子織(しゅすおり)」の3通りとなりますが、ここからさらに細かく分類されていきます。

また、同じ素材でも、織り方や糸の作り方によって、日本の四季に対応したそれぞれ別の着物が織り上がります。

さらには産地はどこなのか、作家やブランドにもよって価値は大きく変わります。

そうした知識が豊富な査定士でないと、言葉は悪いですが、適当な価格で安く買い取られてしまいますので、着物の知識が豊富かどうかという点はとても重要なところです。

着物の高額買取なら専門知識の豊富な買取業者へ

浴衣の女性
着物の高額買取なら専門知識の豊富な買取業者へ

着物は日本の伝統文化のひとつであり、通常の衣類より価値が高く、その価値を適切に見極めるのも難しいです。

着物の状態などによっては、値が付かないこともありますが、業者によっては、自身で着物をクリーニングする設備などを持っており、状態を回復させることもできるので、リサイクルショップや古着屋では値が付かなったものが、着物専門の買取業者であれば、買い取ってくれることもあります。

また、リサイクルショップなどでは着物に関する知識不足から安く買い取られるおそれもあります。

着物の高額買取なら専門知識の豊富な買取業者へ依頼することを強くおすすめします。

ネットの業者なら宅配買取・出張買取もあり、自宅から出ずとも買取してもらえます。

そうしたサービスも活用すれば、費用も手間もなく、査定してもらえますので、ぜひ活用してください。

着物を高く売りたければできるだけ早く買取してもらおう

着物の女性2人の後ろ姿
着物を高く売りたければできるだけ早く買取してもらおう

今回の記事では、着物の買取相場を確認し、中古の着物を高く買い取ってもらうにはどうしたら良いのかについて紹介してきました。

着物の状態が査定額に大きく影響するので、中古の着物を高く売りたければできるだけ早く買取してもらうことがイチバンのポイントと言えます。

着物は普通の洋服に比べると保管が難しく、少しでも油断して誤った状態で放置してしまうと、すぐに着られなくなってしまうこともあります。

着用することがもうないようであれば、売却の検討を進めるのが良いでしょう。

着物買取業者は「バイセル」がおすすめ

また、着物の売却先として、着物専門の買取業者をおすすめさせて頂きましたが、着物専門の買取業者もたくさんあります。

その中で、特にこだわりがないのであれば、「バイセル」がおすすめです。

「バイセル」は着物の買取実績がスバ抜けており、価格満足度・顧客満足度がともに高い信頼できる着物を専門とした買取業者です。

買取実績が豊富な大手の着物買取業者では、それだけ着物の流通量も多く、市場価値を把握しています。

ですので、あなたの着物も市場価格に照らし合わせた適正な価格で買取してくれます。

また、買取までの手数料がかからない点もおすすめポイントであり、証紙のない着物や、汚れている着物であっても査定してもらえて、査定料などの各種手数料はすべて無料です。

出張買取や宅配買取であっても、出張料、送料が無料であるため、査定だけしてもらって、価格が思ったより安ければ、売らないという手段を取ることができます。

その際、無理に買い取ろうともせず、本当に買取を希望するのかどうか丁寧に確認してくれます。

そうした面からもとても安心して取引できる業者であり、おすすめです。

もし売却を検討している着物があるようであれば、まずはバイセルの無料査定から行ってみてください。

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