着物をオトクに借りるなら!レンタルの際に気を付けるべき着物の選び方3選

着物の女性

あなたは着物を着てみたいと思ったことはありますか。着物は古くから日本で愛されており、その時々の状況に合わせてさまざまな種類の着物が存在します。現代の日本では洋服を着るのが一般的ですが、特別な日や行事の際に着物を着用したいと考える人が多く、今なお多くの人に愛される装いです。

ただ、着物に対してあまりなじみがない人にとっては、着付けや状況に合わせた着物選びなど、難しいことが多くとっつきづらいと感じている方もおられることでしょう。そこで今回は、着物についての基本的なお話と、着物を気軽に楽しめる方法についてお話していきます。

目次

着物を着用するための方法

紫色の着物を着た女性の後ろ姿
着物を着用するための方法

まず、当たり前のことではありますが、着物を着用するためには手元に着物がなければ着用できません。着物を手に入れるためには2つの手段があります。

着物を販売しているお店にいき着物を購入する

ひとつは、着物を販売しているお店にいき着物を購入する方法です。

この方法であれば、着物を着用した後でも手元に着物が残るので、再度着物を着用する機会があれば、着物そのものについては追加の費用を払うことはありません。着物を着用すると考えた場合に一番に思いつくのがこの方法だと思います。

ただし、着物を購入するとなると、素材や質にもよりますが、単体でも20〜30万円ほどかかる上に、帯や小物など一式揃えるとなると100万円をこえることもめずらしくありません。もちろん、何回も同じ着物を着用する機会がその後にあるのであれば、トータルコストはレンタルよりも安くなる可能性がありますので、着物を購入するというのもひとつの手です。

また、支払いコスト以外にも、参加した式典の思い出の品として着物を手元に置いておきたい場合にも購入することをおすすめします。着物というのは着用している時だけでなく、自宅で保管している時にもその鮮やかさは、自宅に彩りを加えてくれます。そのため、費用についてあまりこだわりがないのであれば、思い切ってお気に入りの着物を購入してしまっても良いでしょう。

着物をレンタルする

一方で、購入する以外で手軽に着物を着用できる方法として、着物をレンタルするという方法があります。

この方法であれば、購入する場合に比べて費用は安く抑えることができます。また、今後の着用を考えて着物を購入する場合には、より汎用性のある色合いやデザインを選びがちになり、今自分が本当に着用したい着物を選ぶことが難しくなります。しかし、レンタルであれば、そういった制約はないため、その時の流行に合わせたデザインも気軽に選ぶことができるのでおすすめです。

着物をレンタルするなら、京都から全国へ配送可能な夢館がおすすめです。夢館は、京都の五条にお店を構えるレンタル着物の老舗です。

直接お店に行って着物をレンタルすることももちろん可能ですが、特におすすめなのが宅配サービスによる着物のレンタルです。宅配サービスを利用すれば、全国どこにいても、自宅から着物をレンタルすることができ、その上一部地域を除き、往復の配送料まで無料で宅配してもらえます。着物に使える予算が限られている方の場合には特にうれしいサービスですね。

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着物をレンタルする際の選び方

草履をはいた足元
着物をレンタルする際の選び方

着物と一口にいっても、着用するシーンによって、その状況に相応しい着物の種類は変わってきます。

着物には、格式の高い振袖や留袖をはじめとして、訪問着や色無地、小紋など、いろいろな種類があります。着物を着用して式に参加するとなった場合に、その場に相応しくない格式の着物を着用して参加した場合、周りと比べて浮いてしまい、恥をかいてしまう可能性があります。あなたがそういった失敗をすることがないように、ここからは格式について簡単にお話していきます。

着物には、それぞれ格式というものがあります。厳密には、帯の種類や紋の有無などで、細かく格式が変わることもありますが、ここではざっくりと概要についてお話します。

結婚式

結婚式に参加するのであれば、未婚女性なら振袖を着用する方が多いです。振袖は未婚の女性しか着用することができないので、期間限定の特別感を味わうことができます。また、振袖は豪華な色合いや装飾のものが多く、着物を着用する満足感が非常に高い着物です。

ゲストとして参列するのであれば、訪問着を着用するのが良いでしょう。結婚式にゲストで振袖を着用しても問題ない場合もありますが、その場合には、新婦の方が何を着用するかを事前に確認しておく必要があります。

結婚式というのは、新郎新婦が主役の式典であり、同時にゲストが参加してくれたことに感謝の意を伝えるものとなっています。ゲストが主役よりも格式の高い着物を着用しての参加は、マナー違反となってしまいます。そのため、もし新婦が大振袖を着用するという情報を得たのであれば、それより格式を落とした中振袖などを着用すればマナー違反にはなりません。ただ、そうした事前調査が煩わしい場合には、振袖より格式の低い訪問着を着用して参加するのが無難でしょう。

また、訪問着は、結婚式以外にも七五三や入学式、卒業式など幅広く着用できます。そのため訪問着を一着持っておけば、さまざまな場面に対応できるので、とても便利です。

新郎新婦の親族であれば、既婚女性が着用できる着物で格式の高い黒留袖を着用します。着物についてあまり詳しくない方でも、結婚式で、新郎新婦の親族が黒い留袖を着ている場面は記憶にあるのではないでしょうか。

黒留袖を着用する場合にも、注意が必要なことがあります。それは、ゲストとして参加する場合には、黒留袖を着てはいけないということです。留袖は非常に格式が高く、新郎新婦側の、ゲストが結婚式に参加してくれたことに対する感謝の意を伝える、というおもてなしを無下にしてしまう結果となるためゲストとしてはふさわしくありません。

そもそも、新郎新婦やその親族よりゲストは着物の格式を落とさなければならない理由としては、結婚式に招待する新郎新婦側が、格式の高い着物でゲストをもてなすことで、結婚式に出席してもらったことに対する礼を尽くして感謝の意を表するためです。そこで格式の高い留袖をゲストが着てしまうと、せっかくの新郎新婦のおもてなしに水を差す結果となってしまいます。新郎新婦側もゲストもお互い気持ちよく結婚式を行えるように、互いの気遣いのあらわれでしょう。

留袖といえば、結婚式の新郎新婦の親族のイメージが強いですが、実は、結婚式以外でもお宮参りや茶の湯、日本舞踊などでも着用することができます。また、黒留袖は既婚女性のみが着用するものですが、それ以外の色留袖に関しては、未婚既婚を問わず、着用することができます。

卒業式・入学式

親として子どもの卒入学式に参列する場合、訪問着を着用して参加するのが一般的です。自分が主役の行事以外は、少し格式を落とした着物を着るという場面は多いので、振袖や留袖より少し格式の下がった訪問着は、子どもの卒入学式でも活躍します。

一方で、自分の卒業式の場合は袴と振袖が一般的です。理由としては、卒業式での主役はあくまで卒業生ひとりひとりなので、他の人の格式をあまり気にする必要がないためです。

また、最近では、卒業式で袴と振袖を着用する場合に、草履ではなくブーツを履いて大正時代を思わせるモダンな装いをされる方も多くおられます。

着物とブーツの組み合わせは意外に思われる方が多いかもしれませんが、大正時代の女子学生のスタンダードな装いで、うまく和と洋の調和のとれたコーディネートです。また、ブーツのヒールの効果もあり、草履を履いた場合に比べて、スタイルが良く見えるのも良い点です。

詳しい内容は下記の記事でふれておりますので、ご興味がある方はこちらも併せてお読みください。

成人式

着物を着用して成人式に参加する場合には、振袖を着用して参加します。成人式も卒業式と同様成人になった人ひとりひとりを祝うものなので、格式を下げる等をあまり気にする必要がありません

人生一度きりの成人式では、綺麗な振袖を着て一生の思い出を作ってはいかがでしょうか。

詳しい内容は下記の記事で触れておりますので、ご興味のある方はこちらも併せてお読みください。

お出かけや観光

着物を着用する場面というのは、なにも特別な式典の時のみに限りません。

カジュアルに着用する方の多い着物として、浴衣があります。浴衣は夏の季節に合わせた涼しげなものが多く、生地も薄いため、夏のお出かけの際にも気軽に着用することができます。

その他にも、小紋や紬なども、カジュアルなシーンで着用できますので、ちょっとしたお出かけや観光に着物を着用していきたいと思ったら、小紋や紬、浴衣がおすすめです。

京都などの観光スポットでは、浴衣などのレンタルも行っているところが多いので、旅行の思い出に着物を着て観光するという方も増えてきています。小紋と紬はどちらもカジュアルな場面で着用することができますが、小紋は生地の風合いが柔らかく色や柄も鮮やかなので、ちょっとしたお出かけの際に華やかな印象にしたい場合には小紋がおすすめです。

一方、紬は小紋に比べて風合いが少し硬めなので、素朴な印象にしたい場合や、控えめな雰囲気の着物が好きな方、日常着として着用したい場合には紬を選ぶと良いでしょう。

お葬式

着物でいう喪服とは、黒の無地の着物のことをいいますが、必ずしも着物や帯、小物の全てが黒というわけではなく、地域によって白い着物や帯、小物と組み合わせたものなどもあります。

本来着物の喪服は誰が着ても良いものですが、着物そのものに格式高いイメージを持たれていることから、故人の近しい親族が着用するものという考え方もあります。このあたりの考え方は、さまざまなので、お葬式に参加する地域に合わせた装いを選ぶとよいでしょう。

あなたに似合う着物の選び方

考えるポーズをした女性
あなたに似合う着物の選び方

色合いから選ぶ

着物を選ぶ際に、一番に目を引くのはその色合いではないでしょうか。

一見同じような色でも、生地によって着物の色合いが絶妙に異なります。女性は男性以上に色に関する感性が高いと言われているので、自分の好みの色合いの着物を見つけることができればそれだけで着物を着用する満足感は高くなります。

色合いが違うだけで印象ががらりとかわってしまうこともあるので、着物選びにおいて色合いは外すことのできない重要な要素のひとつといえます。

テイスト・柄から選ぶ

色合いと同様に重要になってくるのが着物のテイストや柄についてです。着物は、洋服と比べて、生地の素材や柄などの細かい違いによって印象が大きく変わってきます。季節や場面に応じてどのようなテイストで着物を選ぶかというテーマを決めてから着物探しをすると、あまり迷うことがなくなります。

身長や体型に合わせて選ぶ

身長や体型によって、映える着物とそうでない着物が変わってきます。一般に、体の凹凸が少なく円柱型の体型の方が、着物を美しく着こなすことができます。これは、昔の日本人に凹凸の少ない体型の人が多かったため、その体型に合わせて着物が最適化されていたからなのでしょう。

そのため、スタイルの良い方は着物のしわに気を付けたり着崩れしにくいように和装ブラを装着するなど、少し注意が必要です。

着物レンタル店の選び方

花柄の着物の女性
着物レンタル店の選び方

着物レンタルのお店には、実店舗運営を行っている場合インターネットで行っている場合があります。どちらもそれぞれに異なる利点があります。

実店舗運営を行っているお店であれば、実際に着物を見ながらお店の人とレンタルする着物を選ぶことができます。もしそのお店で着付けまで行ってもらえれば、プロに着付けてもらえるので失敗がありません。
ただ、実店舗運営だと、運営のための人件費や光熱費などのコストがかかるため、どうしても着物のレンタル金額は高くなりがちです。また、着物の着付けまでお願いする場合にはさらに費用がかかります。

一方で、インターネットで着物のレンタルを行っているお店の場合、店舗を持つ必要性がないため、人件費や光熱費等の運営コストを削減でき、効率的に店舗運営ができます。その分価格設定を安く抑えることができ、コストパフォーマンスが良いです。

また、実店舗運営のお店の場合だと、返却期限が時間単位で指定されていることが多く、返却時にバタつくこともあります。その点インターネットでの着物レンタルであれば、返却時間をあまり気にしなくても良いので、柔軟性を持ってレンタルできます。

着物を着用して参加する式典などは、たいていの場合スケジュールが詰まっていてバタつくものです。少しでも当日ゆっくり過ごすためにも、返却時間に気を使わなくて済むインターネットでの着物レンタルがおすすめです。

着物をインターネットでレンタルする場合には、自分で着付けをしなければなりません。そのため、自分で着付けできる場合は、インターネットでのレンタルがおすすめです。着付けというと、数年前までは、着付け教室に通うのがほぼ必須でしたが、最近では動画サイトなどで着付け方法を詳しく紹介してくれる方が増えたので、昔に比べると着物を着用するハードルは低くなりました。

着物をレンタルするのにおすすめのネットショップ

黒地の着物を着た女性
着物をレンタルするのにおすすめのネットショップ

京都着物レンタル 夢館

着物のレンタルをするなら京都着物レンタル夢館がおすすめです。

京都から全国に宅配レンタルを行っているので、気軽に着物を嗜むことができます。自宅にいながら豊富な着物を自由に選んでレンタルできるので実店舗に直接いく必要もありません。また、一部店舗を除いて配送料が無料なのも嬉しいポイントです。着物を着るのは高いもの、という固定観念を払拭してくれるお店です。

インターネットでのレンタルは少し不安という方は、電話やメールでの相談・問い合わせにも対応しているので、着物レンタルに関して気になることがある方や、不安なことがある場合には、気軽に夢館まで相談してみましょう。

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着物レンタルの選び方まとめ

傘をさす着物の女性2人
着物レンタルの選び方まとめ

着物は今も昔も愛されており、一度着物の魅力に気が付くと、その奥深さに驚かされます。今はまだ着物を着用したことがない方でも、気軽に着物に触れることができるのが着物レンタルの魅力です。着物は高価なものというイメージだけでその世界を知らないというのは非常にもったいないです。

着物はその状況に合わせてさまざまな種類があり、目的によって着用するものを選ぶ必要があります。ただ、一見難しそうに感じる着物の使い分けも、その意味を理解することで、自然とわかるようになります。

着物レンタルをきっかけに着物の世界の奥深さを知ることで、昔からの日本のおもてなしの心を知ることができ、日本のことが今よりさらに好きになれることでしょう。今まで着物についてあまり触れる機会がなかった方も、ぜひ一度着物を着てみてはいかがでしょうか。

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