着物はどんなものでも買取してもらえる?少しでも高く売るコツを解説!

さまざまな柄の着物

いらない着物があれば処分するとスッキリしますが、実際に買い取ってもらえるか気になるところです。

着物の買取はリユースやレンタル、寄付など再利用するためにしますが、できない場合は買い取れなくなります

この記事では買取が困難な着物の特徴を紹介し、どのようにすれば高く売れるか解説していきます。

このため、いらない着物に対して疑問があればこの記事を参考に、少しでも有意義に処分するよう考えてみましょう。

目次

どんな着物でも買取可能か

並んだ着物
どんな着物でも買取可能か

着物を処分するときは売れないと通常のゴミとして出そうと考えますが、最初に売れる方法を探さないともったいなくなります。

着物は実際にどんな着物でも買い取ってもらえるか気になりますが、以下のような事例は業者側が拒否することが多く注意が必要です。

なぜなら、着物の買取はリユースやレンタルするためであるため、できなければお金を出して交換する意味がないからです。

また、業者のホームページに条件があればチェックし、該当しないものは一緒に出してしまうと返送料がかかることもあります。

買取が難しいかもしれない着物

複数の着物
買取が難しいかもしれない着物

いらない着物を処分するときは買取が難しい着物の特徴を知りたいもので、以下の4つの事例に該当していると出さないほうが良いかもしれません

買取が難しいかもしれない着物の事例4つ
  • 古すぎる・傷みが激しい
  • 和装小物
  • 喪服
  • サイズが極端に大きい・小さい

また、需要がない着物はわざわざ換金してまで手に入れたいと思う業者はなく、送っても邪魔になるだけです。

このため、該当していても買い取ってもらえる業者もありますが、非常に査定金額が低くなります。

しかし、売れない着物でも業者で処分してもらえることもあり、問い合わせで確かめると便利です。

古すぎる・傷みが激しい

着物が売れない要因のひとつは古すぎるためで、生地の傷みが激しく再販できないからです。

着物買取はあくまでも再販目的であるため、不可能であれば断るしかありません。

また、近年では着物の需要が減っていることや、10年以上前の種類は見向きもされなくなります。

ただし、有名ブランドのアンティーク着物は人気があり、需要に応じて買い取ってもらえます

着物は製造されてから長時間が経過すると生地が痛み、色が落ちるため商品価値がなくなり10年以内を目安にする傾向があります。

このため、ホームページで買い取れる着物の条件が記載され、事前に確かめて出すようにしないといけません

和装小物

次に、和装小物は種類が多く査定金額を出しづらいため、どうしても買取金額が低くなりがちです。

しかし、着物と一緒に出せば高く売れることもありますが、あくまでも相性がいい場合に限られます

このため、和装小物だけの買取は需要がなく、着物買取専門店や業者では取り扱っていない場合もあり注意が必要です。

ただし、本珊瑚などレアな素材が使われたものや、有職組紐など有名なブランドの和装小物は高く売れることもあります。

和装小物はあくまでも着物とセットで購入する人が多く、単体では買い取ってもらえないため難しいものです。

また、業者ごとに条件を設定する場合もあり、確かめてから出すようにしないといけません。

喪服

次に、喪服はあくまでも葬儀のときだけに着用するため需要がなく、着物買取で取り扱っていない業者もあります。

また、家紋入りの着物も特別なものであるがゆえに再販には向いてないため、買い取ってもらえないことが多く注意が必要です。

このため、使用用途が限られる着物は中古品として購入したりレンタルの需要がなく、取り扱わない業者が多くなります

そのほか、浴衣も価格が安く生地の劣化が激しく、再販に向いてないため買い取ってもらえないことが多いです。

着物の買取はあくまでも需要に応じて査定金額を決めるため、使用場面が限定されると低くなります。

このため、喪服や家紋入りの着物はお断りだと明記する業者が多く、実際に出しても断られることもあります。

サイズが極端に大きい・小さい

最後に、着物のサイズが極端に大きいまたは小さいと買い取ってもらえる業者は限られ、なぜなら再販やレンタルができないためです。

着物買取はあくまでも需要に応じて査定するため、女性の平均身長に近いサイズのものは需要があります。

逆に、身長が140センチ以下や175センチ以上になるとサイズが合う人が少なく、使えても着物を分解して生地を抜き取って再販するしかありません。

このため、着物を買い取ってもらうためには適正なサイズを確かめ、不安なら事前に業者が扱っているか確かめると良いかもしれません。

着物の買取は需要がないと邪魔になるだけになるため、業者ごとに着物のサイズの範囲が指定されています。

着物の買取価格を高くするコツ

着物
着物の買取価格を高くするコツ

着物を少しでも高く売るためにはコツがあり、以下の5つのポイントを押さえると効果的です。

着物の買取価格を高くするポイント5つ
  • 着物を綺麗な状態で査定に出す
  • 着物のニーズが高い時期に買取してもらう
  • 着物に関する知識が豊富な業者に依頼する
  • 証紙がある場合は準備しておく
  • 複数の買取業者に査定してもらう

なぜなら、着物は買い取ってからリユースや再販するため、需要や価値があれば上がりますがなければ下がります。

このため、いらない着物でも二束三文の金額で買い叩かれないよう注意し、愛着があるならそれ相応の金額を受け取れるようにしたいものです。

着物は多くの種類があり専門的な知識がないと見分けにくいため、専門店を選ばないと安く買い叩かれてしまいます。

着物を綺麗な状態で査定に出す

着物買取の基本はきれいな状態で出せば高く売れますが、汚れやシミ、シワ、虫食いなどがあればマイナスポイントです。

このため、高級な着物で販売価格が高くても二束三文の査定金額になり、着物クリーニングに出してから買い取ってもらうと良いかもしれません。

ただし、着物クリーニングはそれなりに費用が高く、元々の査定金額が低いと逆に損することもあり注意が必要です。

着物の買取はリユースや再販ができるかどうかが重要なポイントであるため、コストをかけずにできれば査定金額が上がります。

逆に、汚れや破損がひどくなると買い取ってもらえないこともあるため、湿気や汚れがつかないように保管することが大事です。

着物のニーズが高い時期に買取してもらう

次に、着物の買取は需要が高くなるタイミングですると査定金額も上がりますが、なければ下がる傾向があります。

着物は成人式や入学式、卒業式、結婚式などで使うため、一年を通して新規購入やレンタルが増えるタイミングです。

このため、冠婚葬祭に関する知識をつけると着物を売るタイミングが分かり、高く売るチャンスをものにできます。

具体的に着物が高く売れる時期は12月から4月になり、いらない着物があればこのタイミングで買い取ってもらうと効果的です。

逆に、需要が低い時期に買い取ってもらっても意味がなく、今すぐに古い着物が必要でないため通常よりも安くなります。

着物は需要が変動しやすいため、高くなるタイミングを理解することが重要です。

着物に関する知識が豊富な業者に依頼する

着物は種類が豊富で歴史が長いため、専門的な知識がないと適切な査定金額を出せないことが特徴です。

このため、着物は査定担当者によって同じものでも大差が出やすくなり、着物買取を専門にする業者や店舗を探さないと二束三文になります。

着物買取業者はホームページで買取実績を写真つきで紹介していますが、利用者の口コミや評判が悪いと信憑性も低くなるため注意が必要です。

一方で、リサイクルショップやブランド買取店は着物以外のものをメインにしているため、知識がないため高価買取は期待できません

また、近年では着物の流通量が減っているため専門的な知識がある査定担当者が限られ、利用者が集中しやすく査定に時間を要することがあります。

証紙がある場合は準備しておく

次に、着物を買うと人気の作家や製法であれば証明するために落款や証紙があり、身分証明書のような役割があります。

このため、人気の作家が手がけて高価な着物でも証明できるものがないと通常のものと同様に扱われ、査定金額も低くなるため注意が必要です。

証紙や落款は多くの着物についているため、着ないために保管する際には汚して文字が読み取りにくくならないようにしないといけません。

着物は多くの付属品がありますが、なければ査定金額が安くなることや買い取ってもらえないこともあります。

しかし、古い着物でも証紙や落款があれば査定金額が大幅に上がるため、きちんと揃えてから出すと効果的です。

複数の買取業者に査定してもらう

最後に、着物の査定金額は同じものでも業者ごとに違うため、複数の内容を比較してから決めることがおすすめです。

なぜなら、需要に合わせて査定金額を決めていることや、査定担当者の実績や知識量で左右されるためです。

着物買取業者の多くは査定だけなら無料になるため、結果が出てもすぐに了承せずに余裕を持って金額を比較すると価値が分かります。

ただし、宅配買取の場合はキャンセルすると返送料がかかり、複数の業者を比較して決めたいなら出張買取にすると便利です。

ただし、出張買取は繁忙期になると希望する日時に予約を取りづらくなりますが、わざわざ店舗に行かずに済むため限られた時間をうまく使えます。

着物買取のおすすめ業者3選

着物を着る女性
着物買取のおすすめ業者3選

着物買取業者を選ぶときは同じ着物でも査定金額が同じではなく、査定担当者によっては大幅に変わるケースもあります。

また、業者の中には相場よりもはるかに安く査定するケースもあり、利益優先で対応することもあり注意が必要です。

しかし、以下の3つの業者は顧客満足度が高く口コミや評判が良いため初心者にも安心して利用できます。

いらない着物を高く売りたい場合は以下の3つの業者がおすすめで、査定金額を比べてから選ぶと良さそうです

バイセル

バイセルは顧客満足度が高い着物買取業者であり、実店舗が8つあり近年では増えつつあるため査定員と気軽に相談できます。

買取方法は店頭だけでなく宅配や出張もあり、好みに合わせて選べるため便利です。

査定員は安心して利用してもらえるよう幅広い知識を兼ね備え無理に交渉しないよう教育されています

また、どの買取方法でも日本全国に対応するため、いらない着物があれば最初にバイセルに査定を依頼すると良いかもしれません。

\ 詳しくはこちら /

リファスタ

リファスタは株式会社ラウンジデザイナーズが運営する着物買取業者で、豊富な知識を持つ専門の査定士による鑑定を受けることができます

また、宅配買取専門の着物買取業者ですが、配送保険に加入しているためトラブルが起きても保証してもらえます。そして、提示された金額に納得できなければ無料でキャンセルすることができます。

そのため、査定士と直接会うことができないオンライン買取においても、査定に不安を感じることもなく安心して買取をしてもらうことができるのが特徴的です。

\ 詳しくはこちら /

着物10

着物10はリファスタと同じく宅配専門の着物買取業者で、運営会社である株式会社山徳は30年以上の実績が持っています。

着物の買取決定率は98.8%とほぼすべての利用者が査定内容に満足しているため、安く買い叩かれる心配はなさそうです。

また、店舗を持たずに運営することで査定金額を上げていることが特徴なため、高価買取を期待する方にとってはおすすめの買取業者といえます。

\ 箱詰めして送るだけ /

業者に着物を買い取ってもらう流れ

箪笥から着物を取り出す女性
業者に着物を買い取ってもらう流れ

着物を業者に買い取ってもらう方法は店頭買取が一般的ですが、宅配買取や出張買取に対応すると好みに合わせて選べます。

このため、それぞれの買取方法の特徴や流れを確かめ、少しでも高く買い取ってもらうと効果的です。

しかし、店頭買取では査定員と気軽に相談できて便利ですが、自宅から店舗が遠いと行くための時間や交通費がかかります。

出張買取や宅配買取はわざわざ店舗に行かずにできるため、流れを確かめてから好みに合わせて選ぶと便利です。

宅配買取

宅配買取の流れは基本的に以下の8つのステップがあり、手順通りにしていきます。

  1. フリーダイヤルまたは申込みフォームで「宅配買取」を選ぶ
  2. 申込内容の確認の情報がメールまたは電話で届く
  3. 郵便局から宅配キットの発送通知が届く
  4. 発送通知の内容を確かめ返事する
  5. 自宅で宅配キットを受け取る
  6. 着物を梱包して箱の中に入れる
  7. 着払い伝票を使って発送する
  8. 業者からメールまたは電話で査定内容が伝えられ、納得すれば現金の振込を依頼する

宅配キットや買取申込書は本人限定受取郵便で届けられるため、その場で身分証が必要です。

その後、電話、FAX、WEBから配達の申込みをすると自宅に回収してもらえ、着物を梱包した箱を渡すと完了できます。

出張買取

次に、出張買取は以下の5ステップになり、利用したいときは流れを確かめましょう。

  1. お申し込みフォームまたはフリーダイヤルで出張買取を選ぶ
  2. オペレーターに着物の状態やお客様情報を伝える
  3. 出張買取の訪問日を決める
  4. 予約した日時に査定士が自宅に訪問して査定する
  5. 買取内容に納得すればその場で査定金額を現金で受け取る

出張買取を依頼する場合は運転免許証やパスポートなどの身分証明書が必要になり、なければ取引できません。

また、査定員の都合などで希望する日時に予約できないこともあり、繁忙期などは注意が必要です。

日時を決めるときは本人の立会いが必要であり、指定できる時間も業者ごとに異なります。

着物を高価買取してもらおう

スマホを見る着物の女性
着物を高価買取してもらおう

いらない着物を高く売りたい場合は査定員の実績や知識がないと厳しく、通常のブランド買取店やリサイクルショップは避ける必要があります。

このため、着物を専門に買い取っている業者のみに査定してもらい、それぞれの内容を比較してから決めると効果的です。

しかし、自宅の最寄りに店舗がないことや、急ぎのため多くの業者の査定金額を比較する余裕がない場合もあります。

このような状況に対応できるおすすめの業者は着物買取専門店で、記事の中でも紹介してきました。

ただし、査定金額に納得できなければキャンセルできますが、宅配買取の場合は返送料がかかるため注意が必要です。

着物を高価買取してもらうためには専門の業者を探し、安く値切られないよう知識を付けると失敗を避けやすくなります。

バイセルの無料査定がおすすめ

着物を売りたい場合は少しでも高く査定してもらいたいものですが、顧客満足度No.1のバイセルがおすすめです。

バイセルは実店舗もあり買取方法は店頭以外にも出張や宅配も対応し、着物の買取品目も豊富にあります。

また、和装小物や帯などの買取も強化し、4年連続で買取価格満足度で業界第一位を獲得しています。

このため、着物を売るならバイセルの無料査定で金額を確かめ、他社と比べてから決めると良いかもしれません。

\ 詳しくはこちら /

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