振袖とはどんな着物?種類と着用される場面、選び方について解説!

振袖の女性

着物には様々な種類が存在しており、卒業式や結婚式などに着用する留袖や訪問着などがあります。また、お葬式の場合は喪服、成人式では振袖など、使用用途に応じて着物を選ぶことが一般的です。

加えて、着物には格式が存在しており、成人式で使用される振袖は一番格式が高いといった特徴があります。

本記事では、着物の中でも格式が最も高い「振袖」について詳しく解説します。また、振袖の種類や選び方なども詳しく解説するため、本記事を参考にして自分に合う振袖を選びましょう。

目次

振袖とはどんな着物?

振袖とはどんな着物?

振袖の原型は飛鳥時代から存在していると言われており、男女ともに着用していたという歴史があります。また、小さい男女が振袖を着用しており、現代とはかけ離れていることが分かります。

現代は、多くの未婚の女性が振袖を着用しており、成人式などで使用されます。なお、振袖には大きな事件が存在しており、1657年の明暦の大火事が有名です。また、別名「振袖火事」とも呼ばれており、世界三大火事といわれています。

明暦の大火は、東京の本妙寺が出火場所で、色々な諸説があるのも有名な話です。それゆえに、振袖の歴史は非常に長く、日本の文化ともいえるでしょう。

先ほども少し申し上げた通り、振袖の格式は一番高い位置にあり、袖が他の着物と比較して長いといった特徴があります。

また、振袖に使用する帯は金色や、銀色などの豪華な袋帯をふくら雀や変わり結びで装います

振袖が着用できる年齢は、未婚女性の第一礼装ということもあり、結婚していないことを人に知られてもいい年齢まで着用しても問題ありません。

そのため、20代に限らずに30代の未婚女性が着用しても良いといえるでしょう

なお、一昔前までは、30代の女性とは結婚してはいけなかったり、固定観念があったりしましたが、現代は自由に着用できる時代になったため、気にせずに振袖を着用できます。

振袖の種類と主な着用シーン

振袖の種類と主な着用シーン

ここまで、振袖の歴史や特徴などを解説しました。ところで、本記事を読んでいる方の中には振袖の歴史は理解したものの、どのような種類が存在しているのか分からない方もいるのではないでしょうか。

そこでここからは、振袖の種類や主な着用シーンを解説します。結論として、下記のような種類が存在します。

  • 大振袖
  • 中振袖
  • 小振袖

それぞれ順番に見ていきましょう。

大振袖

大振袖は、成人式に着用されることが多く、最も格式が高いといった特徴があります。

大振袖の袖丈サイズは、110cm程度で大きめのサイズとなっています。大振袖の特徴としては、五つ紋で絵羽柄が正式です。

なお、少し前までは結婚式で着用されることが多かったものの、昨今では成人式や結婚式などのおめでたい場所で着ることが多くなりました。

また、五つ紋が入っていましたが、現在は紋が入っていない振袖が多く、省略されているといった特徴があるのです。

中振袖

中振袖は、成人式やお祝い事の場に着用されることが多かったものの、昨今では生産される数が減りました

なぜなら、中振袖は大振袖と比較して、袖丈が90cm程度であるため、女性の身長に合わないことが多くなったからです。

昔の女性は身長が低かったのですが、現在の女性は身長が伸びたことから大振袖を着用することになりました。そのため、中振袖よりも大振袖を生産することが多くなったのです。

小振袖

小振袖は、中振袖と比較して袖丈が75cm程度と15cm小さいといった傾向にあります。

小振袖は、袖丈が短いといった特徴があるため、気軽な場所に着て行ったり礼装を楽しんだりすることができます。

主に着用する場としては、お茶会やパーティーなどに着ていかれることが多く、気軽なお出かけをする際に着用すると良いでしょう。

また、小振袖は普通の振袖を短く切って制作され、自分好みに仕立てることができます

自分に似合う振袖の選び方

自分に似合う振袖の選び方

ここまで、振袖の種類と主な着用シーンを解説しました。ここからは、自分に似合う振袖の選び方を解説します。結論として、下記のような選び方です。

  • 色・柄から選ぶ
  • テイストから選ぶ
  • 身長や体型に合わせて選ぶ

それぞれ順番に解説します。

色・柄から選ぶ

まずは、色や柄から選ぶやり方があります。振袖には可愛らしい色や柄が多く、派手な色から落ち着いた色まで存在します。そのため、自分好みの色や柄から選んでみると楽しいでしょう。

なお、同じ色や柄の振袖の場合であっても、身長の高低によって見え方が異なるため、自分に合う振袖を選びましょう。

テイストから選ぶ

次に、振袖を選ぶ際にはテイストを重視するやり方があります。

振袖には、古典柄やガーリー柄、モダン柄などの様々なテイストが存在します。その中から自分好みのテイストを選ぶことで、可愛らしい振袖を着用できるでしょう。

たとえば、古典柄の場合は清楚感が溢れているといった特徴があり、ガーリー柄は優しい感じで可愛らしいといった特徴があります。そのため、自分の好きな柄やテイストから選ぶこともできるのです。

身長や体型に合わせて選ぶ

最後に、身長や体型に合わせて振袖を選ぶ方法です。たとえば、体型が小さい方には可愛らしいピンク色が似合うことが挙げられます。

反対に、身長が大きい方には色が濃い振袖が似合うため、全体的に柄が入っているようなものを選ぶと良いでしょう。

このように、自分の身長や体型などによって振袖の色や柄を合わせると選びやすいです。

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